石川県金沢でも24時間保障に。全国47都道府県の全てで24時間介護保障に

 

 2017年10月に金沢市で筋ジス(呼吸器利用者)のFさんが病院(元国立療養所の筋ジス病棟)から出て地域で1人ぐらしをはじめました。
月900時間台の重度訪問介護の支給決定が出ました。
石川県では24時間の介護保障は初のケースです。

 これにより、ついに、47都道府県の全てで、1箇所以上の24時間介護保障ができました。

  2年前、隣の富山県黒部市でALSの大懸さん(記事あり http://www.kaigoseido.net/topics/17/20170629-als-jirei.htm )が24時間の介護保障を実現させ、地元新聞社に取材を依頼し、記事になりました。 東京のALSさくら会の川口さんがこの記事をSNSで流し、 隣の石川県で筋ジス病棟にいたFさんがこれを見て、SNSで退院して自立生活をする決意を発信(元から自立をしたいと考えていた)、東京のALS支援団体さくら会との連絡が始まりました。ここから複数団体で共同しての遠隔地支援が始まりました。

  全国の過疎地のCIL(自立生活センター)が支援する事になり、最後の空白地をなんとかしようということで、全国の地方を中心としたCILからカンパが集まり、退院して重度訪問介護を申請するための弁護団ができました。 関東と東海の8箇所のCILの代表が金沢の病院まで出向いてFさんに長期自立生活プログラムを実施し、その後の個別支援が始まりました。

その後、Fさんは地元で支援者を集め、地域医療関係者などの支援者も集まり、東京のCILの支援で宿泊体験訓練などもすすめ、2年かけて自立生活をはじめました。

Fさんは自立後3週間目の現在は支援者6人の介護を受けていますが、自薦ヘルパーを求人中で、数ヶ月で常勤中心の自薦ヘルパーのみの介護体制に切り替えていきたいと考えています。  また、県内の重度難病患者や重度障害者が地域で生活できるように支援する活動も先々行っていきたいと考えています。

 

これにより、1993年から24年間かかって47都道府県に1箇所以上の24時間保障がある市町村ができたことになります。
今後の目標は、全国1800市町村のすべてで、24時間の介護が必要な人がいれば、24時間介護保障が実現することです。
全国各地で、まだ重度訪問介護の24時間保障などがあることを知らない人が多くいます(例えば、市町村職員・相談支援・ケアマネ・病院ワーカーも知らない人がほとんどです)。引き続き、全国の読者の皆様にこういった介護制度の情報の拡散等に、ご協力いただきたいと思います。

 

■石川県で毎日24h超の重度訪問介護(で全国47都道府県で24h利用者いる状態に)の記事の続報

■ 石川 共に暮らし、語りたい 筋ジス患者・古込さん講演

■24時間重度訪問介護利用(筋ジス呼吸器利用者古込さん)の記事が共同通信配信

■呼吸器利用者の自立生活

 

2017/10

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