重度訪問介護対象者の大学での介護制度が開始。地域生活支援事業の補助金事業で新年度から。厚労省予算案
4月からの厚労省予算案が公開されました。
モデル事業が行われていた重度訪問介護での大学通学と大学内の介護ですが、重度訪問介護本体で実施することは見送られ、代わりに、地域生活支援事業の補助金事業で新年度から開始されます。
大学等に通う障害者が対象となっています。
補助金事業は、通常、市町村と都道府県が予算化して国と調整が必要です。
該当の方は市町村と相談をして県や厚労省に相談を初めてもらってください。
公表された厚労省予算資料にも、この補助金は掲載されました。
「 重度訪問介護利用者の大学等の修学支援【新規】 地域生活支援事業等(493億円)の内数 重度訪問介護の利用者が大学等に修学するに当たって必要な身体介護等を、
大学等における支援体制が構築されるまでの間において提供する。 」
(最後の一行は、財務から予算をとってくるための建前だと思います)
地域生活支援事業の中での実施となります。
おそらく、市町村が手を上げて県も予算化をOKし、国に連絡して、初めて使えます。
大学等なので、大学以外も対象になるかもしれません。
閣議決定された来年度予算案資料です
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/18syokanyosan/index.html
各部局 http://www.mhlw.gojp/wp/yosan/yosan/18syokanyosan/gaiyou.html
障害保健福祉部 http://www.m.hlw.go.jp/wp/yosan/yosan/18syokanyosan/dl/gaiyo-12.pdf
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