精神障害者のヘルパー利用者が知的障害者を越える
社会保障審議会で20年1月の利用速報値が公表され、障害種別の利用者数が公開されました。
精神障害者の居宅介護利用者は約1万8000人で、知的障害者の約1万5000人(うち行動援護は1403人)を超えています。身体障害者は約5万3000人(うち重度訪問介護は約7000人)、児童は約1万人です。
なお、20年1月の1ヶ月の金額ベースでは、精神障害者は4億500万円で、知的障害の約7億円や児童7億円、身体障害58億円と比べても、最も少なくなっています。
重度訪問介護は金額ベースで3分の1
金額ベースでは、20年1月速報値では、重度訪問介護は約24億円で、居宅介護(3障害)の約50億円に比べると半分以下です。行動援護(約2億円)などもあわせたヘルパー制度全体の中では、3分の1となります。