現在使っている自分専用の介護者に介護保険でも継続して介護に入ってもらえるシステムがあります。
市町村窓口や委託先に全身性障害者介護人派遣事業の介護者を自薦登録するのと同様の形にし、思想心情を問わず、どなたでも自分の介護者を登録できます。団体は登録介護者や障害者個人の生活や思想心情に口を出すことは絶対ありませんし、プライバシーも厳重管理します。
これは、介護保険の対象になる一部障害者で、今まで障害者が確保していた専用の介護者を、介護保険ヘルパー時間帯では利用できなくなる(注)ことを防ぐため企画されたシステムです。
注)例えば、今まで週56時間の全身性障害者介護人派遣事業を利用していた方は、介護保険対象になると、介護保険ヘルパー時間分(要介護5で週20時間程度)が全身性障害者介護人派遣事業を使えなくなる)。
毎日8時間の要介護の障害者(要介護5)の場合(東京都の例)
全身性障害者介護人派遣事業(自分自身が選んだ介護人を使える) 毎日8時間= 週56時間 |
介護保険対象になると・・・
全身性障害者介護人派遣事業 週36時間 に減る |
介護保険ヘルパー時間 週20時間 |
この介護保険時間帯 (緑色の部分)は、 指定事業者からのヘル パー派遣となります。 自分の介護者を指定事 業者に登録しないと大変。
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