「全国ホームヘルパー広域自薦登録協会(略称:全国広域協会)」は当初、介護保険ヘルパーを自薦登録できる広域の事業者システムとして、いろいろな障害者団体関係者が集まって非営利団体として立ち上がり(旧名称:介護保険ヘルパー広域自薦登録保障協会)、2003年4月から47都道府県全域で障害者支援費制度のヘルパー制度でもサービスを開始しました。(2006年より障害者自立支援法)
現在、介護保険部門と障害福祉サービス部門があります。
全国広域協会では、障害当事者主体理念のヘルパー研修も行なっています。 重度訪問介護従業者養成研修(21.5時間の統合研修、20時間の基礎+追加研修)は、東京会場では、通常は月2日、緊急時には希望に合わせて365日毎日開催可能です。講義1〜2日+利用者自宅実習1〜2日(合計3日)で受講できます。通信研修もあります。
研修受講後、規定による一定時間介護に入った後、参加費・交通費・宿泊費を全額 助成します。
(助成対象は、全国広域協会を障害福祉サービスや介護保険のヘルパーの自薦登録先として 利用している障害者の介護に入る自薦ヘルパー(障害者が推薦し登録する介助者)に限り
ます。この助成は障害者が申し込みします。)
介護保険部門
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介護保険利用者むけの、全身性障害者介護人派遣事業や自薦登録ヘルパーと同じような登録のみのシステムで、2000年から介護保険事業所として自薦登録の受け入れを行っています。
介護保険(ホームヘルプ)指定事業所として、また、全国の介護保険(ホームヘルプ)指定事業所を運営する障害者団体と提携し、介護保険ヘルパーの登録ができます。
このシステム利用により、ALSや65歳以上の脳性まひ者など、今までの障害施策利用者が介護保険ヘルパーを使わざる得なくなるという際でも、今までと同じ様に自薦登録の介助者を入れた生活を続けられます。
フリーダイヤルの電話・FAXで利用者と推薦する介助者の登録手続きができます(郵送でも可)。
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障害福祉サービス部門
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障害福祉サービス利用者の方むけの、全身性障害者介護人派遣事業や自薦登録ヘルパー・自薦登録方式のガイドヘルパーと同じような登録のみのシステムです。
全身性障害者介護人派遣事業利用者で他人介助者の登録先がなく困っている方等を対象にスタートしました。居宅介護及び重度訪問介護の指定事業所として、また、全国の居宅介護及び重度訪問介護の指定事業所を運営する障害者団体と提携し、自分で確保した介助者を自分専用にヘルパー(自薦の登録ヘルパー)として登録できます。
今まで全身性障害者介護人派遣事業や自薦ヘルパーやガイドヘルパーを利用していた方は、原則として、介助者の時給が下がらないようにします。また、介助者を自薦登録しても、ほかの利用者のところに行くようにいわれたりしませんし、事務所に出向く必要もありません。今までの制度とまったく同じ仕組みにすることが目的です。
フリーダイヤルの電話・FAXで利用者と推薦する介助者の登録手続きができます(郵送でも可)。
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