介護保険の単価確定・制度改正
特定事業所加算も基準緩和
介護保険の来年度からの単価や加算の改正内容が決まりました。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/12/s1226-5.html
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/12/dl/s1226-5c.pdf
ヘルパー制度(訪問介護)の単価アップは
・身体介護30分が2310円から2540円に
・生活援助60分が2080円から2290円に
この時間以外は変わりなし。
ただし、特定事業所加算の条件が緩和され、多くの事業所が10%加算を取れるように変わっています。
これによって、ヘルパーが長く勤めると給与を上げることができる単価体系になっています。
利用者にとって、常勤で長く勤めるヘルパーが増えることは、介護の質が上がる効果があります。
(20%加算には今まで同様に難しい基準(全ヘルパーのうち3割以上が介護福祉士など)があります)
なお、ほかに、級地加算も上がっています。
ヘルパー(訪問介護)制度は
特別区 特甲地 甲地 乙地 その他
11.05 円 10.70 円 10.42 円 10.35 円 10 円
にアップされます。
介護保険では3級は廃止の予定でしたが、方針変更で、 3級は今働いているヘルパーに限って1年延長で働けることになりました。
(なお、障害施策の3級は変更なく今後も働けます)
障害者施策にも影響
障害の居宅介護も、介護保険の特定事業所加算と同じ加算を作る予定です。 また、重度訪問介護は人材用件や重度用件をかえて作る予定です。
どちらも、介護保険の基準がベースになりますので、要注目です。
障害の単価や加算体系は、3月はじめの課長会議で発表されます。
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