5月31日に厚労省において、 第2回介護保険制度の被保険者・受給者範囲に関する有識者会議が開催されました。
自薦ヘルパー推進協会本部事務局
今回は障害者施策の状況について障害福祉部担当企画官より 障害者雇用について担当課長よりそれぞれ資料をもとに説明があり、 その後委員の討議が行われました。
委員からは介護保険と障害施策では、 自治体や現場で実態がどのように違うのか、 統合により混乱や問題はないのかといった疑問がだされましたが、
厚労省は、現行も65歳になれば介護保険と併用しており、ALSの人は40歳から上乗せサービスを使っており、 その年齢を単に引き下げるだけのことである、と説明をしています。
また2年前の統合問題の時は自己負担が一つのネックになったが、 自立支援法により、そこも同じしくみになったことなども強調、 制度的には介護保険の拡大には何も問題はないともとれる説明という
印象を受けました。
委員からは現場の生の声も聞きたいとの声もあがっており、 次回(7月末を予定)以降関係者に対するヒアリング等について検討される見通しです。
■当日配布資料・傍聴メモへ(JILリンク)
|